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フィリピン生活情報 
(超ビギナー編)
楽園生活マネジメント社作成
時々更新状況をご確認下さい。
(最終更新日 2007年2月13日)
地理・気候 在留資格 生活費 物  価 治  安 医  療  公共料金・情報
 
 さて、突然、フィリピンに赴任を命じられた日本人にとって、「一体、フィリピンで日本の電化製品は使えるのか」、「ドルを持っていったほうが良いのか、円がいいのか」、「物価は日本の何分の一?」など、超基本的なことがわかりません。
また、定年になって、海外長期滞在、または定住を志す方にとって、水先案内人なしでフィリピンを訪れる前に、とりあえず最低限の知識がほしいという声もあります。
一度もフィリピンに来たことがない人たちにフィリピンで生活するにあたっての基礎講座として、このページを作成しました

 フィリピンの一人あたりのGNPは約1000米ドルで、他の東南アジア諸国と比べてもそれほど生活は豊かではないかも知れません。しかし、戦後日本が物質文明の豊かさと引き換えに失ってしまった精神的な豊かさを、フィリピン国民はいまだに強く持っています。
会社に赴任を命じられて、あるいは「海外永住」という思い切った決断をして、来られる人たちがいらっしゃる一方、せいぜい、飛行機で3、4時間ということで、フィリピンと日本の良いところを味わう、「二住暮らし」をなさっている人たちも増えてきています。フィリピン政府管轄の「フィリピン余暇退職庁(PLRA)」が外国人受け入れに熱心で、近隣諸国ではみられない、制約の少ない受け入れ制度をとっているのも私たちには幸運です。

この「マニラ生活情報」がフィピン暮らしを志す日本人に、多少とも役に立ちますならば、幸いに存じます。

吉井 恒徳
監修 ほのぼのコーポレーション 屋良 朝彦
 
  
1.地理・気候


フィリピン共和国は、日本の8割に相当する80万kuの国土に、7100余の島々からなる島嶼国です。約8千万人の人々が生活し、国土はルソン(北部)、ビサヤ(中部)、ミンダナオ(南部)の3地域に区分され、それぞれに異なる気候風土を有しています。しかし、総じて熱帯モンスーン型の気候で、マニラ首都圏では、平均気温は摂氏26〜28度。季節は大きく5月〜10月の雨季、11月〜4月の乾季に分けられます。

寒い日本の冬は成人病をもつ中高年には厳しい気候であり、一年を通して寒暖差の少ない南国の気候は、高血圧、心臓病、神経痛などに優しいので、それが理由で、フィリピンにお住まいの外国人が多いのも事実。国土は南北に長く、山が多いことから、地域によって、気候に大きな違いがあるのも確かです。セブなどの中部地域はマニラと違い、際立った雨季乾季の差はありません。また、フィリピンでは非常に多い台風も、南部のミンダナオ地域は襲いません。マニラ首都圏の雨季の天候は、午前中、曇天で、午後には1-2時間の豪雨という具合で、日本の梅雨とは趣きが違います。避暑地で有名なルソン島中部のバギオでは寒い時期にはセーターが必要ですが、マニラを含むほとんどの低地では、長袖は時々必要ですが、厚着は不要です。

2.在留資格

フィリピンへ企業駐在員として、派遣される場合、ビザはすべて会社=または現地会社が面倒見てくれるでしょうから、就労目的のためのビザについてのご説明はこちらでは省略します。また、フィリピン人配偶者をもつかたの結婚永住ビザについては、暇なときにアップします。

短期滞在(9G)

フィリピンでは、滞在21日間までの短期滞在について、ビザは不要です。また、それ以上滞在されたい方は、ビザなしで、こちらに来られて、滞在21日間が経過する前に、移民局にて滞在延長手続きをして、さらに38日間の延長(手数料P2500)が出来ます。次の1ヶ月では手数料がP3800、その後は1ヶ月ごとにP1800の延長手数料が必要になります。その方法で、継続して6ヶ月〜1年間の滞在が可能です。滞在中に就労などすると資格外活動ということで、移民局に逮捕・拘束されますので、ご注意ください。
特別退職者居住ビザ(SRRV)



          
 特別退職者居住ビザ保持者に
発行される身分証明書   →

フィリピン政府は外貨獲得政策の一環で、外国人リタイアリーの誘致に熱心で、投資局傘下の「フィリピン退職庁」が永住ビザを発給しています。詳細は楽園生活マネジメント社(http://www.asahi.ph/retirees)の退職者情報を参照願いますが、タイ、マレーシア、オーストラリア、にくらべても、比較的容易に入手することができます。

預金:50歳以上の人は、余暇退職庁の指定銀行に2万ドル、35−49歳の人は、5万ドルの預金が必要です。1ヶ月後には、住宅を購入したり、ゴルフ会員権の購入など、投資に利用できます。投資にまわさず、預金のままで銀行口座においている場合、4%前後の米ドル金利がつきます。利子はペソで受け取れます。永住ビザを解約した場合は、全額返金されます。これは、一人あたりの預金額ではなく、ビザ取得者は追加預金なしで、家族2人まで同伴できます。配偶者がいる場合は21歳以下の未婚の子供一人まで、配偶者がいない場合は子供2人まで。その他の子供はひとり1万5千ドルの追加預金が必要となります。
必要書類の主なものに、フィリピン国家捜査局あるいは在外フィリピン大使館か領事館、またはフィリピン国家犯罪捜査局(NBI)発行の「無犯罪証明書」とフィリピン退職庁指定病院発行の「健康診断書」などが必要です。
特典:特別居住退職者ビザ取得者には数次入国の権利が与えられ、永住権が認められます。また、フィリピンに送金される年金、恩給は無税扱いです。

このほか、フィリピン人配偶者を持つ外国人には配偶者永住ビザが取得できます。フィリピン人の奥さんと対等なステータスを持ちたい人は、上記の「特別居住退職者ビザ」を取っている方もおられます。
  
3.生活費


通貨はフィリピンペソです。07年2月現在、 1ペソ=2、43円くらいです。現金として米ドルは航空券を買うときには便利ですが、そうでなければ、円をお持ちください。市中両替商は都心なら、町中到る所にあります。両替商は客が多いところが安心です。マカティ市ですと、ランドマーク百貨店の斜め前の市中両替商が、両替率も良心的で、日本人にもよく利用されております。
大金の場合は、銀行間送金をご利用ください。パスポートやクレジットカードなど2種類以上の身分証明書を用意し、銀行普通預金口座を開設して、その口座宛に送金できます。一回の送金で、日本からの送金手数料は2000円〜2500円くらいだと思います。送金に掛かる日数は、銀行にもよりますが、最低でも1週間くらいは見た方が良いでしょう。

生活様式は人それぞれ違い、フィリピンでも、マニラと地方とでは住宅費、物価が違うため、一概に月いくらと云いかねますが、生活の仕方にもよりますが、住宅費以外に、マニラでは夫婦2人の食費、光熱費、交通費の生活費は10万円(約4万ペソ)もあれば良いのではないでしょうか。これに、食通の皆様の高級レストランでの外食、レジャー費や、お付き合い費用など入れますと、15万円(約6万ペソもあれば、かなり豊かな都会生活が送れるでしょう。
但し、自家用車が不要な方ですと、生活費は上記から3〜4万円安いはずです。 

さて、住宅賃貸の相場は、日本人が満足して住める都会でのコンドミニアム(高級マンション)で、8万円(2寝室)以上、ビレッジの戸建では13万円(3寝室)以上かかります。住居の購入はじっくりとフィリピンでの生活を体験されてからでも、遅くありません。永住ビザの定期預金預け入れ必要期間1ヶ月過ぎれば、住宅購入資金の一部ないし全額に適用できます。住宅購買についてはほのぼのホームのホームページ(http://www.asahi.ph/real)などご参照ください。

賃貸ベースですと、住居費こみで、22万円(約9万ペソ)でメードさん付の余裕の外国暮らしができます。マニラ首都圏でも、郊外では、住居費、物価が安くなりますので、一般的には夫婦ふたりで18万円ほどで生活ができるといえます。さらに地方ですと、住居費が激減し、12万円でも、住居費込みのゆとりの生活が可能となります。
注意しなければならないのは、電気代です。アジアでは、日本に次ぐ電気代の高さ(最近アロヨ大統領が4番目くらいになったようなことを自慢していました。)で、特に広くて機密性の低い戸建などで、エアコンをつけっぱなしにしますと、2〜3万円はすぐに掛かってしまいます。

などなど、ご説明してまいりましたが、月2万円程度の生活費で、フィリピンにお住まいの日本人がいらっしゃるのも事実。フィリピンは世界でも指折りの大富豪がいる一方で、多くのスラム生活者がいるところです。要するに予算に合わせて、上から下まで生活が楽しめることです。


4.物 価
(1ペソ=2.43円で計算しています)

物価の一例です。
海の幸(kg当り)

白身高級魚 180ペソ(440円)
い か    150ペソ(366円)   
え び    600ペソ(146円) 

*これら値段はマカティのデパート生鮮食料品売場の値段ですから、郊外のパレンケ(ウェットマーケット=生鮮マーケット)や地方の海岸(浜値)などでは、はるかに安い値段で手にはいります。

← ロブスター(伊勢エビ)のサラダ! 本当は刺身で食べたかった。

(1kg当りです。)

フィリピン産牛肉サーロイン 250ペソ(610円)
すきやき用牛肉 300ペソ(731円)
豚(ポークチョップ) 160ペソ(390円)
*外国人相手の高級輸入肉店もありますが、アメリカ、アイオワ産ビーフや豪州産の肉は、日本同様、値段は高く、テンダーロインのステーキ肉、一枚、200グラムで800円もします。勿論、ジューシーでおいしいのですが、フィリピンの一般労働者の最低日給が約500円ということが頭をよぎると、ちょっと足が遠のきます。
市場(パレンケ)の様子
野 菜

最近は、見栄えも良くなり、品種も豊富です。
トマト(大玉、4個いり)30ペソ(73円)
たまねぎ(大玉、4個いり)20ペソ(49円)
キャベツ ひとたま、 30ペソ(73円)

果 物

トロピカルフルーツの産地だけに品種が豊富で美味。季節により、顔ぶれが変わります。
マンゴー 1kg(4個ぐらい) 80ペソ(195円)
バナナ  ひとふさ(20本ぐらい) 70ペソ(170円)

お 米

日本人が食べる地元産の「コシヒカリ」 1キロ 70ペソ(170円)、5キロいりで350ペソ(853円)。
ササニシキも最近お目見えしました。
これはネグロス州のカンラオンで沖縄出身の浦崎直慎氏とマパ氏という地主さんがオイスカの技術協力を得て、増産に成功したものです。
フィリピン米なら、1キロ27―48ペソです。石がときおり、入っていますので、米を研ぐ前に、眼をこらして、石を探さなければなりません。まず食べる前に、お皿にご飯をあけて、スプーンで広げて、一粒一粒が重ならないようにし、小石の有無を目視確認し、かつ、口に入れても、ゆっくり、噛むことです。日本のようにガツガツ食って、うっかり石を噛んでしまうと、歯がボロボロになります。日本人の食感には、もちろん短粒米のフィリピン「コシヒカリ」が合いますが、現地米もけっして、悪くありません。

牛乳(1リットル入り) 65ペソ(158円)    
卵(1ダース) 50ペソ(122円)
キッコーマン醤油(1リットル入り)110ペソ(268円)
ビール(特に大事な情報です)

地元サンミゲールビール ひと瓶 320ml 18ペソ(44円)
店で飲んでも、40〜60ペソの安さ。酸味がないのにサンミゲルビール。
日本食品店には、「サッポロ」、「あさひの生」「一番絞り」もおいていますが、80ペソ以上と高いうえに、フィリピンで飲むと苦く感じますので人気がありません。南国フィリピンではやはりサンミゲルです。でもあまり飲みすぎると痛風になります。実験では320ml入りを一日に12本以上、1ヶ月間続けたところ、痛風発作が起こりました。真似をしないように。
理髪代

洗髪込みで120ペソ(292円)
フィリピンの散髪職人も、結構器用です。オカマの方がほとんどで、男性客に優しく、女性客に厳しいのも特徴。ハンサムなあなたには特に時間をかけてじっくり切ってくれます。郊外にいきますと、散髪のみ、40ペソ(98円)という店先の看板があります。86年にケソン市で髪を切ったとき8ペソ(当時の換算率で72円)でびっくりしたのを覚えています。青と赤のしまの流れ看板は、世界共通なようで、ここフィリピンも一目でここが、理髪店というのがわかります。


映 画
一流映画館で120ペソ(292円)。アメリカ映画は日本より早上映している場合が多いです。勿論、日本語字幕なく、フィリピン人の英語ヒアリング能力はすぐれ、早口とジョークのアメリカ映画でも、観客のほとんどが、すぐ反応して爆笑しています。日本人は、じっと難しい顔で画面をながめているだけという屈辱。日本の英語教師や文部科学省に損害賠償を請求したくなるのはこのときです。

レストラン

ピンきりですが、日本レストランの中堅どころでは、寿司にぎりセット、すき焼き定食、焼き魚定食 300ペソ(731円)、中華ラーメン150ペソ(366円)カレーライス200ペソ(488円)。マニラ首都圏のマカティあたりでは、世界各国の料理がそれぞれの予算にあわせて、楽しむことができます。音楽が盛んなフィリピンでは、フィリピン料理店、スペイン料理店などで、ギタートリオによる生演奏を楽しませてくれます。チップは3曲で、100ペソが、通り相場です。スペイン料理店で、パエリャ、エスカルゴ、サラダ、ワインを少々いただくと、2人で、やはり1600ペソ(3900円)ぐらいの請求書がまいります。一流レストランでの外食は気分転換になりますが、財布と相談してから。


コーヒー

「スターバックス」や「シアトルコーヒー」が当地でも流行っていますが、60ペソ(146円)と高めの値段設定でビジネス街の人たちの憩いの場です。
しかし、食通のあなたはやはり、バタンガスコーヒー。輸入物の防腐剤入りでカビ臭いコーヒーしか飲めない日本と違って、地元産コーヒーが楽しめるフィリピン。けれどもバタンガスコーヒーが飲めるホテルやレストランはまだまだ少ないのです。
バタンガスコーヒーは自宅やオフィスで飲みましょう。ルスタンスデパートではその場で豆をミルで挽いてくれます。深炒りバタンガスコーヒーは、普通のコーヒースプーン一さじで2杯とれるので経済的。値段は300グラムで98ペソ(239円)と格安。豆は2種類ありますので、ご研究ください。
フィリピンの一般庶民には、まだまだインスタントコーヒーがほとんど。ネスカフェが地元で生産するインスタントコーヒーが高級品です。それ以外のインスタントは違いのわからない私でも、不味いと感じます。

ハンバーガー

マクドナルドのビッグマックが、85ぺソ(約207円)。フレンチフライとコーラを含めたセット、バリューミールで、112ペソ(273円)です。
けれども、フィリピンで最も人気があるのは、ジョリビー。ジョリビーのチャンプが超人気です。シンガポールや香港にも進出しているのは立派です。値段は確認中。すみません。

交 通

庶民の足、ジプニー(8―12人乗り)は町のいたるところで、縦横に走り、一定の停留所はく、乗降客は好きな場所で、「パーラー」などと合図をして乗り降りしています。地理に不案内の旅人や、大方の日本人には不向きですが、安いのが売り物です。初乗りが7ペソ(17円)。
タクシーは、初乗り30ペソ(73円)。かなり走っても、100ペソでお釣りがきます。日本のタクシーにくらべ、8分の一以下にて気軽に利用できますが、夜遅いときなどは、悪徳タクシーにご注意。慣れない方、英語かタガログの会話が苦手な方は、知り合いの車を利用させてもらうのが良いでしょう。
マニラ首都圏ではMRTとLRT(軽量高架鉄道)、ディーゼル車も一部利用できます。値段は確認します。乗ったことがほとんどないです。

大雑把にいって、日本の物価の4分の一か5分の一といったところしょう。日本では、すぐに羽が生えて飛んでしまう、「福沢諭吉」も、ここではどしっと腰を落ち着けて頼もしい限りです。一万円で、現在、4100ペソにて両替ができます。アジア危機前の、1997年では、1ドル=26ペソだったのが、今や、1ドル=48ペソと、価値が半減しました。ドルや円の値打ちが倍になったということで、日本人ロングステイヤー、リタイアリーにとっては、歓迎するところです。もっとも、物資の多くを輸入に依存するフィリピンでは、ペソ安による輸入資材価格アップによる、インフレが毎年5%前後物価を押し上げており、喜んでばかりもいられません。


5.公共料金・情報


電 気


当地で市販されている電気機器は、220V、60ヘルツです。日本の100V対応電気機器をこちらで使用する場合は、変圧器が必要です。今の、ノート型パソコンは、100-220V自動対応になっており、問題ありませんが、過去、100V対応の「ワープロ」をメードさんが掃除でコンセントをまちがって、220V差し込んだため、一貫の終わりになったなど、他人には笑える悲劇がよくあります。(ヒューズ切れで済めば修理可能です)。電気代は、アジアで比べても非常に高額ですので、エアコンなど、電力多消費器具は、健康維持のためにも良くないし、夜間つけっぱなしは、請求書を見て首筋が震えるほど。停電は、アキノ時代に比べて、少なくなったとはいえ、4-5時間の停電はたびたびです。高級コンドミニアムには、発電機が備えている場合が多いのですが、エアコンなど大電力消費家電は使えないなど、容量に差がありますので、入居前にご確認ください。
ガ ス

都市ガスなど、ガス管によるガス供給はなく、ボンベ入りのプロパンガスを、各家庭は利用しています。2.2kg入りボンベで、180ペソ(440円)ほどです。ゴムチューブ接続部分からガス漏れには十分注意したいもの。一戸建では、そうでもありませんが、機密性の高いコンドミニアムでは、ガス爆発を引き起こします。

水 道


フィリピンでは、上水道が完備していない住宅地も多く(パラニャ―ケなど)、未だに、タンク車の配水を受けていたり、井戸水を利用をしているところも少なくありません。フィリピンの庶民では、身体に免疫があるのか、水道水を飲料にしている家庭もありますが、上品なフィリピン人や無菌質の日本人は避けたほうが無難です。
水道水を飲料とする場合には、煮沸してください。ほとんどの外国人家庭では飲料水には、蒸留水の配達を受けています。日本と同じく、水道料は安価です。

電 話

マニラ首都圏、セブ、ダバオなどの都市では、電話の普及率が上昇しているようです。PLDT(フィリピン長距離電話会社)がほとんど、ご当地の地上電話をコントロールしています。近年、テックス(テキストメッセージ)という無料メールが利用できる携帯電話が著しく発達しています。スマートとグローブ社がしのぎをけずっています。

例えば東京への直接ダイヤルは、下記の通りです。

0081−(市外局番=東京ですと0を外して3)−XXX−XXXX(電話番号)

公衆電話は、ショッピングモールや役場などにありますが、日本と同じく携帯電話の普及で、だんだん減る傾向にあります。

テレビ

フィリピンの地上波による無料TV放送は9チャンネルほどあります。タガログ語や英語の放映です。当地に住む日本人の多くが、スカイケーブルやディスティニーケーブルでNHKワールドなど、20チャンネルほどを視聴しています。
水島総映画監督が数年前に始めた邦人向け日本語チャンネル、「ウィンズWINS」は、スカイケーブルのみで見られます。
月額受信料は700ペソ(約1707円)ほど。3ヶ月、半年、1年など、一括払いすると、かなりの割引があります。
NHKの衛星第一や第二放送を視聴するため、また、ケーブルテレビのない僻地にお住まいの方は、直径2メートルのパラボラアンテナを設置しなくてはなりません。設置費用は業者に頼んで20万円くらいと高めです。日本の小さいパラボラではうまく電波を拾えません。

インターネット

マカティやオリテガスなどの都心では一部、電話会社やケーブル会社により、ADSLの接続が可能ですが、ほとんどの地域では、ダイヤルアップになります。光ケーブルもありますがまだそれほど普及していません。
PLDTのADSL月額接続料は転送速度により1000(2439円)〜4000ペソ(約9756円)。ダイヤルアップは5時間200ペソ(約488円)くらいから。ダイヤルアップではプリペイドカードもよく利用されていますが、時間帯によっては掛かりません。

新 聞

アキノ時代に入っては、言論の自由な国柄となりまして、英語、タガログ語新聞あわせ20種類以上の新聞が発売されています。邦字紙では、「日刊まにら新聞」が各家庭、企業に配達されます。一部、60ペソ(146円)と地元紙、15ペソにくらべて割高ですが、フィリピンの情報、日本の主要ニュースや、地元の生活関連広告などが、載っており日本人は重宝にしています。日本や香港から空輸されてくる読売や朝日などの邦字新聞は、月配達料込みで月額1万円近いものになります。

郵 便
日本と違って、郵便局の数が圧倒的に少なく、使い勝手が悪いし、近年パソコンの発達で、郵便を利用するのは減っているようです。ただ、日本に手書きの手紙を送ったり、郵便局経由の宅配便を利用したりするのに、利用価値があります。日本からの「ゆうぱっく」は、マカティにかぎれば、日本から発送後、4−5日で、マカティ郵便局に届きます。受け取り人の住所に葉書が配達され、身分証明書を持参すれば、15ペソの手続料で引き取れます。
10グラムまでの日本向け封書は17ペソ(42円)、7-10日間で相手先につきます。フィリピン国内での配達の不確かさには定評があり、結婚式の招待状が、終わってから届く時もあるようです。
大型荷物の、日本からの発送には、日本の民間運送会社が各社サービスを競っていますので、安心して利用できます。


6.治 安


フィリピンというと、治安の悪い国といわれますが、多くの誤解により、作り上げられたイメージだといえます。たしかに、マニラでも海岸沿いの特定の場所などは、危険が隣り合わせに潜んでいる場所もありますが、われわれ日本人が、まず訪問するような所ではありません。そのような場所は、世界の大都会には、大なり小なり程度の差こそあれ、存在します。

また、マニラ、エルミタ地域にある、観光名所の「リサール公園」などで、日本人観光客が、甘いことばにのせられ、睡眠薬入りのコーラを飲まされ、翌朝現金、カメラなどが消えていたとの、三面記事(マニラ新聞では一面)を目にすることがありますが、本人の不注意としか云えないでしょう。もっとも見知らぬ人の善意は人間として、心温まり、受け入れたいものですが、外国の大都会では、残念ながら人の親切は下心ありと考えたほうが賢明です。

フィリピン人の、マニラ首都圏の最低賃金は一日230ペソ(500円)ですから、日本人は大変な金持ちにみえることは心しておくことが肝要です。退職後の日本人男性が、現地の女性と結婚し、住居を構え、彼女の親族の面倒までみたあげく、最後のオカネもだましとられ、ポイと捨てられてしまったという話も聞きます。貧富の違いが大きい国ですから、土地によっても治安の差はあるでしょう。

ここは、外国フィリピンです。それぞれお国の風土、習慣、規範があり、「円」の力をまとっている日本人は、その現実を心得、生活していくことが重要でしょう。


7.医 療


フィリピンの医療は、地方はさておき、マニラ首都圏では、マカティメディカルセンターや、ドクターズホスピタル、アシアホスピタルといった、医師の技量、設備ともに優れた総合病院があります。24時間緊急外来を受け付けている総合病院もマニラには多く、日本のようなたらい回しはありません。
また、マニラ日本人会には、「マニラ日本人診療所(818-0880)」があり、日本から派遣された医師が対応しています。
治療費の具体的数字はもちあわせていませんが、日本市町村発行の、所定診断書、領収書を後日、日本の市町村役所に請求すると、国民保険制度とおなじく、治療費の7割が還付されます。

*上記に関し、あるいはそれ以外にもご質問や貴重な情報がありましたら、下記まで
yara@asahi.ph


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